【2023年確定版】別所温泉の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

信州の鎌倉・塩田平の西側に位置する別所温泉は、古くから「七久里の湯」と呼ばれ、枕草子にも登場する信州最古の温泉です。戦国の名将・真田幸村の隠し湯があったと言い伝えがある1500年続く名湯です。名前の由来は、北条氏が別院として使用されていたことから「別所」という名がついたとされています。泉質は硫黄泉で、肌がなめらかになることから「美人の湯」とも呼ばれ、人気の温泉地として愛されています。

長野県最古の温泉地である別所温泉は「信州の鎌倉」と呼ばれ、多くの神仏が住む温泉地として人々から大切にされてきました。温泉街を散策するだけで、国宝や重要文化財を観ることができます。厄除けと現世利益を願う北向観音の下から湧き出る良質な温泉は、ご利益のある湯として有名です。
古くは「七久里の湯」と呼ばれており、その名の由来は日本武尊が東征の際に、保福寺峠で出会った老人に「この山中には七つの湯が湧き出て、人々の七つの苦を助ける」と教えられ、山中を探してみると七つの湯が見つかったことが由来です。東征の兵士たちがこの湯で疲れを癒すことができたことからこの湯を「七苦離の湯」と名付け、その後にこの湯が永く栄えるように「七久里の湯」と名付けられました。
別所の湯は、PH8.0～9.0の弱アルカリ性単純硫化泉です。温泉の質が非常に柔らかく、肌の不要な角質をとり、美肌効果が期待できます。別所温泉には3か所に龍の飲泉塔があるので、散策の途中や外湯への入浴後などに自由に飲むことができます。