【2023年確定版】河童橋の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】
河童橋は、いつ架けられたのかは定かになっておりません。かつて梓川の両岸から木材がせり出すように架けられた跳ね橋でしたが、明治43年(1910)に吊り橋に架け替えられました。今までも老朽化に伴って4回架け替えられており、現代5代目の橋は平成9年(1997)に架け替えられたものです。
不思議な名前の河童橋ですが、この名前の由来は、諸説ありますが昭和2年(1927)に芥川龍之介が発表した小説『河童』の中で上高地や河童橋が描写されていることから、その名が広く知られる事になりました。
河童橋とは?見どころは?
自然と調和する不思議な吊り橋
今や上高地のシンボルとなっている河童橋。猛々しくそびえる穂高連峰や時折白煙が湧き上がる焼岳などを望むことができる絶好の撮影スポットとして人気です。低水路の部分に橋脚がないため、水辺の景観を損ねる事なく調和した吊り橋といえます。
河童が住みそうな場所という様々な諸説ある河童橋ですが、幅は3.1m、長さは36.6mのカラマツ製の木製吊り橋です。曇っていても景観が美しく、夏でも涼しいハイキングが楽しめます。付近にはホテルやお土産店・カフェなどもあり、オリジナルの創作和菓子や白樺細工の工芸品も扱っているため、観光をたっぷり楽しむ事ができるでしょう。
現在5代目の吊り橋ですが、小梨平の上高地ビジターセンターの入口付近に2代前の欄干が設置されています。
熊や鹿などの動物に出会うだけでなく、夜には満点の星が広がり、運が良ければ蛍にも遭遇できるので夜の外出もおすすめです。5月上旬から7月上旬には、上高地を歩き回ってスタンプを集める「上高地ウォークラリー」が開催されます。
河童橋の基本情報
アクセス
松本電鉄上高地線新島々駅から上高地行バス乗車。終点ターミナルより徒歩約10分
料金
無料
電話番号
0263-95-2433
営業時間
5:00~19:00(夏季のみ20:00)
住所
〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
駐車場
なし