北向観音
【2023年確定版】北向観音の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

【2023年確定版】北向観音の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

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長野県上田市の別所温泉にある天台宗の寺、北向観音堂。別所温泉にある天台宗の常楽寺が本坊で、厄除け観音として古くから信仰を集め、長野県善光寺と向かい合うように本堂が北を向いていることから、北向観音と呼ばれるようになりました。現世ご利益の北向観音様と、阿弥陀様を祀る来世利益の善光寺を合わせて参拝すると、現在未来ともに安穏に過ごせるご利益があるとされています。境内には「愛染かつら」の大樹や、多くの歌碑があります。

北向観音とは?見どころは?

現世と来世のご利益を頂ける善光寺の片参りの地

北向観音

裏善光寺とも呼ばれている北向観音は、天長2年(825)に天台宗、円仁慈覚大師が建立した寺院です。千手観音を本尊としており、日本では珍しく本堂が北を向いている特徴を持っています。
創建前に境内裏手の山が割れ、火柱が立ち上がったとされています。その際円仁がこの地を訪れ、呪法を唱えました。火柱が上がった火口から紫煙が上がり、円仁が辿り着いた場所には桂の木がありました。桂の木の枝に黄金の千手観音様が姿を現し、「我をこの地の奥に北向きに安置せよ」と伝えられたことが由来とされています。度々火災に見舞われ、現在の堂は1721年に再建されたものです。
北向観音が現世利益を願うのに対し、善光寺は未来往生を願い、片方だけ参拝するのは片参りとなるため、両方訪れるべきものとされています。最近では、地元のみならず全国的にも「両詣り」の習俗が知られるようになりました。
また境内には、縁結びで有名な「愛染かつら」や温泉の出る手水舎があります。

北向観音の基本情報

アクセス

《車》上田菅平ICより上田バイパス(国道18号線)経由で20㎞。
《電車》JR上田駅より上田電鉄別所線に乗換え、別所温泉駅まで約30分。

料金

無料

電話番号

0268-37-1234

営業時間

7:00~16:00

住所

386-1431 長野県上田市別所温泉1656

駐車場

あり

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