【2023年確定版】明神池の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

明神池は穂高神社の境内にあり、一之池と二之池の二つからなる池です。遊歩道脇には三之池もあります。梓川の低地に明神岳からの湧き水が溜まってできており、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結することがありません。
明神岳の直下に鎮座する明神池は、透明感あふれる水面に静寂が広がり、いっそう神秘的さを漂わせています。明神池は穂高神社の神域で古くから「鏡池」と称されており、早朝には靄が出て神秘さが増すところが特徴です。

上高地にある「明神池」は、穂高神社の神域にある風光明媚で有名なパワースポットです。池の周りは針葉樹に囲まれ、緑が覆う池の神秘的な雰囲気に包まれています。
形は一之池と二之池に分かれたひょうたん型。一之池では雄大な明神岳を望みながら広がる美しい明神池を、二之池では庭園のような風景を楽しむ事ができます。古くから明神付近は、「神合地」「神垣内」「神河内」などとも呼ばれ、神を祀るにふさわしい神聖な場所とされてきました。明神岳から崩落した土砂や砂礫で、梓川の支流がせき止められたことでできたこの池は、自然の造形美を楽しみながら散策できるスポットです。
毎年10月8日の紅葉が見頃になる際には「お船祭り」が行われ、平安装束に身を包んだ神官らが龍頭鷁首の船に乗り、山の安全を神に感謝するお祭りが行われます。雅楽の調べが辺りに響き、明神池で繰り広げられる光景は、黄金色に輝く針葉樹林を背景に荘厳で神秘的な空間を味わうことができるでしょう。