【2023年確定版】善光寺の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

信州善光寺は、長野県に位置しており、約1400年の歴史を誇る寺院です。源頼朝や徳川家康など、多くの権力者や民から信仰を集めてきた善光寺は、「遠くとも一度は詣れ善光寺」との言葉も残されているほど、古くから全国的に知られています。日本最古の仏像として一行三尊阿弥陀如来(善光寺如来)をご本尊とし、多くの国宝や重要文化財、山門・経蔵・釈迦堂・釈迦涅槃像などが点在し、真っ暗な回廊を渡る善光寺ならではの体験もすることができます。

日本最古の歴史ある善光寺の御本尊として有名な「一行三尊阿弥陀如来」は、552年の仏教伝来時に百済から渡って来た仏像です。歴史ある善光寺ですが、どこの宗派にも属さない無宗派の珍しいお寺です。宗派という壁がなく誰でも参拝できることから、古くから信仰を集めてきました。
善光寺の玄関口である仁王門をくぐり、仲見世通りを抜けた先には、大きな山門が見えてきます。この山門は1750年の建立以降、多くの参拝客を本堂へ迎え入れてくれる重要文化財です。内部に入れるのも特徴で、登った二階には学問の仏様として信仰される「文殊菩薩騎獅像」が祀られています。眺めも良く、参道や本堂を見下ろせる展望スポットとなっています。また山門の内部には、落書きのようなものが数多く見られますが、この落書きは江戸時代から昭和にかけての参拝者が書いていたものです。参拝者が自身の名前と出身地を書き記すのが習わしだったようで、歴史的価値のある書き物として有名です。