【2023年確定版】焼岳の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】
飛騨山脈の中で最も発動の激しい活火山で、溶岩ドームからは今も噴煙が立ち上り、大地の息遣いを感じる事ができます。季節によって森の衣の色味を変える焼岳は、岐阜県側では硫黄岳とも呼ばれており、多くの登山者に親しまれています。
2445メートルの南峰は登山禁止となっており、登れるのは2444メートルの北峰のみですが、山頂からは穂高連邦や乗鞍岳、南峰と北峰の間にはエメラルドグリーンに広がる火口湖・生賀湖と360度絶景のパノラマビューを堪能する事ができます。
焼岳とは?見どころは?
3万年前から活動し続ける北アルプスの香炉
焼岳は、長野県と岐阜県にまたがる標高2393メートルの乗鞍火山帯では唯一の活火山として知られています。山頂からわずかに白い蒸気が噴気する北アルプスを代表するトロイデ(鐘状火山)です。焼岳の名称の由来は、火山活動によって山肌が赤褐色に焼けただれているように見える事から呼ばれるようになりました。
焼岳の活動は約3万年前頃から現代まで続いており、溶岩や火砕物の噴出が続いています。
噴火の歴史に残っている記録として、最も古い天正13年(1585)と大正4年(1915)6月6日の2回の大爆発が、1日で梓川を大正池に変え、近年では昭和37年(1962)に起こった噴火により泥流で大正池が埋められ、浅い幅広の川へと変えていきました。長い間登山禁止となっていましたが、最近全面解除となったため、登山者が訪れるスポットとなりました。
一般登山シーズンは5月下旬~10月下旬頃がおすすめで、夏には眩しいほどの新緑と青空が広がり、秋には美しい絨毯のような紅葉が楽しめます。
焼岳の基本情報
アクセス
《車》松本ICより沢渡駐車場にて降車。路線バスかシャトルバスに乗り換え
《公共交通》松本電鉄上高地線新島々駅より上高地行のバスに乗り、中の湯バス停で下車。
料金
無料
電話番号
0263-95-2433
営業時間
散策自由
住所
〒390-1520 長野県松本市安曇
駐車場
なし