【2023年確定版】栂池自然園の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】

高山植物や、白馬の山並みを楽しむことができる栂池自然園は、新潟・富山・長野・岐阜の四県にまたがる中部山岳国立公園内にあり、日本有数の高層湿原がある自然園です。様々な動植物を観察することができるスポットで、標高1900メートルに位置し、晴れた日には白馬三山などの雄大な山々を望むことができます。
約5.5㎞の遊歩道が整備されており、バリアフリーの区間もあるので、子どもからご年配の方まで楽しめます。

栂池自然園の湿原は、白馬乗鞍岳の火山活動により階段状の断層ができ、平坦面が作られたことで誕生しました。天狗原や神の田圃がこの部分にあたります。その平坦面に生まれた植物は枯れても腐ることなく、寒冷な気象条件で泥炭化し、その上に新たな植生が育まれてきました。
自然園内には木道が整備されており、所要時間はおよそ3時間30分から4時間で園内5.5㎞を一周できます。休憩時間や食事タイムを取ってゆっくり回りながら自然を満喫できるハイキングコースです。みずばしょう湿原やわたすげ湿原を巡るコースならば、1時間～1時間30分ほどで堪能できるコースもあるので、体力に自信のない方や時間に制限のある方におすすめです。
園内にあるビジターセンターには、雨の日でも楽しめるよう地形に関する資料やボルダリングやスラックラインなどのアクティビティも体験できます。また無料で楽しめる展望無料休憩所や食堂に売店が併設されている栂池山荘もあるので、休憩する際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。