【2023年確定版】大正池の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】
大正4年(1915)に焼岳が噴火した事により生まれたのが、大正池です。噴出した熔岩や泥流により梓川がせき止められ、この池は生まれました。当時は広大な面積だったことで「梓湖」と呼ばれていましたが、いつしか「大正池」の名称が定着しました。
穏やかで風のない日には穂高連峰を映し出した水鏡のような風景が印象的ですが、早朝の霧がかった水面や、夜空や天の川を映した池は美しい景観を映し出します。池の畔には大正池ホテルもあり、霧がかかる大正池の撮影スポットとして人気を博しています。
大正池とは?見どころは?
上高地の自然を映す水鏡
湖面に穂高連峰を映す大正池。水の透明度が非常に高く、天気に恵まれると穂高連峰がくっきりと水面に映り、幾重に伸びる立ち枯れの木々が神秘的な空間を演出しています。現在の深さは3.9m。周囲は2.4㎞あり、誕生当初の池面積は現在の2倍以上ああったそうで、白樺などの立ち枯れも二千数百本を越えていたと言われています。
原生林が水没した当初は、田代橋のあたりまで面積がありました。100年以上経った現在では面積も半分以下にまで縮小し、立ち枯れの木々も減少しています、しかしこの景観を守り継承していく為、シーズン終わりの11月頃には浚渫船を持ち込み、大正池に流れ込む土砂を取り除く作業が行われています。浚渫される土砂の量はダンプトラック3000台ほどに上り、この作業により景観は守られています。人と自然が手を取り合い、時代毎に変化していく自然風景を楽しむ事ができる景観といえるでしょう。
上高地へのシャトルバスで移動される際は、左側の座席に乗ると大正池が見えるのでおすすめです。
大正池の基本情報
アクセス
《車》松本ICより国道158号線を進み、沢渡駐車場にて降車。路線バスかシャトルバスに乗り換え
《公共交通》松本電鉄上高地線新島々駅より上高地行のバスに乗車。約60分。
料金
無料
電話番号
0263-95-2433
営業時間
5:00~19:00(夏季のみ20:00)
住所
〒390-1520 長野県松本市安曇上高地
駐車場
なし