【2023年確定版】渋峠の見どころ、おすすめ、アクセス情報【長野旅行】
渋峠は、国道292号線「志賀草津道路」に位置し、群馬県と長野県の県境にまたがる横手山と草津白根山の間にあります。渋峠の標高は2172メートルを誇り、「天空の峠」と称されるほど。国道の中では日本一の標高地にある峠です。
渋峠の名前の由来は、「渋温泉」からきていると伝えられています。眼下から見下ろす芳ヶ平湿原はまさに絶景。峠は高所にあるため空を遮るものはなく、運がよければ一面に広がる雲海が見られることでも有名です。夜には息を飲むほどの満点の星空を満喫できます。
渋峠とは?見どころは?
日本で最も標高の高い国道、渋峠
一度は足を運びたい絶景と呼ばれる渋峠は、道中白根山の息吹ともいえる噴煙が立ち上る姿も垣間見ることができます。渋峠の国道292号線は、江戸時代には旧草津街道沿いの道であり、芳ヶ平へ下る道は善光寺詣りのために人々が通った草津街道です。
江戸時代の草津温泉に逗留した旅人は、草津から大平湿原、芳ヶ平を抜けて渋峠に登り、横手山から湯田中温泉を経て善光寺に向かっていました。
また付近には「渋峠ホテル」もあり、自家用車で行くことができる日本で一番標高にあるホテルとされています。渋峠ホテルは、元は避難小屋でした。昭和26年、サンフランシスコ講和条約が結ばれたことによりようやく日本が独立を果たし、戦後の混乱が落ち着き、人々はようやく余暇を楽しむようになっていきました。山登りやスキーに出かける人も増える中、遭難事故も多発し、その時に建てられたのが避難小屋である現渋峠ホテルです。
昭和45年に草津高原ルートが開通したことから、渋峠は日本国道最高地点としてバイク乗りや自転車乗りの整地となりました。
渋峠の基本情報
アクセス
《車》信州中野ICより国道292号線を通り37㎞(約50分)
《公共交通》湯田中駅から白根火山行バスに乗車。「渋峠」にて下車。
料金
無料
電話番号
0269-34-2404
営業時間
通行自由
住所
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原渋峠
駐車場
あり